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半月板損傷

病態

スポーツ活動で膝が「ひっかかる」感じがするということはございませんか?
関節をささえるクッションである半月板にキズが入っている可能性があります。 半月板は膝関節の中のクッション材です。走る、跳ぶ、ひねるなどの様々な膝の動きにあわせて衝撃を吸収してくれるものです。無理な動きを重ねると、クッション材にキズが入ります。そのキズが大きくなり、クッションとしての役割が失われると「ひっかかり」や「痛み」につながります。レントゲンによる半月板損傷の診断は難しいので、MRI検査が必要となります。MRIにより円板状半月板という生まれつき形態が異なる半月板が見つかることもあります。

症状

主な症状は膝の屈伸による「ひっかかり」と、曲げると痛い、伸ばすと痛いといったように「痛み」です。さらに症状が進むと、膝に水が溜まってくることもあります。

治療

関節の中の半月板は血流が乏しく、なかなか自然治癒することはありません。キズの場所や大きさによっては手術による縫合で癒合が期待できます。当院ではできるだけ半月板切除は避け、縫合するようにしています。

手術

関節鏡を用いた手術となります。
膝の前方に2−3ヵ所の切開を加え、内視鏡を関節内に挿入します。大きくキズをつけるよりも関節鏡の方が奥の方まで処置ができます。縫合できる場合は専用の半月板縫合器まやは医療用糸を用いて縫合します。もし縫合できないようなひどい損傷の場合は、部分切除を行いますが、なるべく半月板の機能が温存できるよう最小範囲の切除にとどめます。

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