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肩関節反復性脱臼・亜脱臼・不安定症

症状

肩が外れる、脱臼する、不安感がある。年齢は中学生以降生じ、上限はありません

病態

肩関節は上腕骨と肩甲骨を関節の袋(関節唇靱帯複合体)が覆っている構造をとります。初めて脱臼・亜脱臼した時にこの複合体に損傷が起こるとその後初回よりも軽い力で肩が脱臼・亜脱臼するようになります(図1)。

治療

初めて脱臼した年齢と脱臼回数がポイントです。試合が近い場合や20歳以上の初回脱臼は3週間安静固定後に、肩周囲筋強化・肩甲帯柔軟性改善・脱臼しやすい姿勢の理解など保存的に加療します。20歳よりも若い場合や、2回以上脱臼している場合は自然回復が困難です。手術での加療をお勧めます。関節鏡を用いて、関節唇靱帯複合体を修復する方法が基本(図2)で、スポーツ種目や年齢によってより強固な肩にする補強手術を併用します(図3)。術後2-4週間の固定後、1.5か月前後での日常生活に不便がなくなり、スポーツ復帰は4-6か月後です。

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