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主な疾患

後十字靱帯損傷


後十字靭帯とは、、、
膝関節の中にあって、前十字靭帯の後方で交差している靭帯です。
前十字靭帯にくらべ約2倍の太さと強度があり、すねの骨(脛骨)が後方へずれないように安定させています。
また前十字靭帯とともに膝関節の回旋の安定にも役立っています。

後十字靭帯を損傷すると、、、
交通事故のほか、転倒、スポーツで受傷します。
スポーツの中ではコンタクトの激しいラグビーやアメリカンフットボールで多くみられます。
多くは、膝の前面を地面に強打して受傷しているため、膝前面に創傷、擦過傷や内出血がある場合は後十字靭帯の検査が必要です。
怪我した直後は、膝全体が腫れたり、膝後面に痛みがあります。
ただし、日常生活では自覚症状がないこともあり、病院を受診せずに見過ごされていることもよくあります。
レントゲン検査では靭帯付着部の裂離骨折の有無を確認し、側面像(gravity sag view)で緩みを左右比較します。また後十字靭帯損傷では、周囲の靭帯も併せて損傷している事があります。そこでMRI検査で後十字靭帯だけでなく、半月板やその他の靭帯損傷の有無を調べます。


放置すると、、、
不安定性のつよくない損傷の場合、手術せずにリハビリによってスポーツ復帰できます。ただし放置すると、階段昇降での不安定感や、お皿の骨(膝蓋骨)周囲の痛みが残ることがあります。
不安定な損傷やその他の靭帯損傷を合併している場合(複合靭帯損傷)、放置すると半月板損傷や軟骨損傷をきたすことがあります。

治療は、、、
手術が必要となることは少なく、自然治癒する場合が多いです。
まず包帯での圧迫やサポーター装着にて疼痛や腫脹をおさえます。早期から積極的に曲げ伸ばしの訓練や、大腿四頭筋訓練をおこないます。
脛骨の後方へのズレを防ぐために大腿四頭筋は特に重要な筋肉ですので、トレーニングの継続が必要となります。
筋力が戻り、スポーツ復帰できるようになるまで約3ヶ月程度かかります。

重症の場合は、、、
膝の不安定感が強い場合や複合靭帯損傷の場合、手術が必要となります。
他の場所の腱(ハムストリングまたは膝蓋腱)などを用いた再建術となり、スポーツ復帰に約1年を要します。

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