投球障害肩などで傷んだ上方関節唇をデブリードマン(クリーニング)したり、修復する手術です。後者の方がより重症度の高い場合に行いますが、最終決定は関節鏡所見で行います。いずれも傷んだり不安定になった関節唇が、投球動作時に骨に挟まれたりせずに関節がストレスなく動くように直すことが手術の目的です。修復もデブリードマンも1時間程度の手術時間で日帰りが可能です。デブリードマンの場合は投球再開に1ヵ月、修復は3ヵ月程度を要します。



右肩関節唇の毛羽立ち 関節唇の毛羽立ちをクリーニング 関節唇クリーニング後
関節唇が肩甲骨関節面との間から剥がれて不安定な場合は修復します。



肩甲骨関節面側にアンカーを入れます 関節唇に糸を通します。 縫合して関節唇は安定します。