関節鏡を用いて、肩甲骨ガングリオンを摘出する手術です。関節内から摘出する方法と、肩峰下腔から(腱板の上から)摘出する方法があります。ガングリオンの大きさや関節唇の損傷の有無などから方法は決定します。以下は関節内より摘出する方法を紹介します。
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軽度の関節唇損傷を認めます(矢印) 損傷部に切開を入れます 内部よりガングリオン(赤)流出
ガングリオンが圧迫する肩甲上神経が近くにあるため、慎重な操作を必要とします。
1時間程度の手術で、5mmの小さな切開が2-3つ必要です。術翌日より、右肩後部の痛みは消失しました。