医療法人社団スポーツメディカム  八王子スポーツ整形外科

主な手術

分裂膝蓋骨手術

 分裂膝蓋骨は、保存的治療(安静、ストレッチ、超音波治療など)でも症状は軽快します。
しかし、スポーツの活動性が高く、保存的治療に抵抗する症例では手術治療を選択する場合があります。

分裂膝蓋骨の手術には、大きく分けて
①骨片を取り除く手術
②骨片をくっつける手術
の2通りがあります。

一般的に、①骨片を取り除く手術の場合、術後の筋委縮・筋力低下が著しく、スポーツ復帰に時間を要するため、当院では、②骨片をくっつける手術を行っております。

手術法は、骨片を引っ張っているスジ(外側膝蓋支帯)を切離し(症例によってはこの処置だけでも治癒します)、ドリリングと言って骨片と膝蓋骨本体にドリルで穴をあけ、組織を新鮮化して骨癒合を図ります。
(吸収性のピン固定を追加する場合もあります。)

手術は短時間で終わり、傷口も約1cmです。
術後は、初期は固定をしますが、レントゲンやCTで経過を見ながらリハビリを進めます。
可能であれば、高圧酸素治療を併用しています。

早ければ術後1~2ヶ月で骨癒合しますが、一般的には3カ月は経過を見ています。
スポーツ復帰は競技種目とレベル、筋力の回復の程度によりますが、術後3~6カ月で競技レベルに復帰しています。
(万一、骨癒合が得られず疼痛が残存する場合は、骨片切除が必要となる場合があります。)





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