超音波骨密度測定法(Quantitative Ultrasound:QUS)
踵の骨で計測します。
X線被爆の問題がないため、妊娠の可能性のある女性や小児、繰り返しの測定も可能です。無痛で測定時間も数秒と短く、器械が小型なため、現場での検査も可能です。
超音波が骨の中を通過する際の速度である超音波伝播速度(speed of sound:SOS)とその際に超音波が減衰する程度を示す超音波減衰率(broadband ultrasound attenuation:BUA)を測定し、この両者から総合的な踵骨の指標としてStiffness(% young adult)を算出。SOSは骨密度を、BUAは骨の硬度や骨梁の三次元構造を反映。Stiffnessは、米国FDAによって認められた唯一の超音波骨密度の指標として、すでに全世界で採用された世界標準となっています。
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