足関節前方インピンジメント

(ぜんぽうインピンジメント)

足関節前方インピンジメントの症状

  • 足首前側のつまり感や痛み
  • 運動後に足首周りが腫れる
  • 足首前側の痛みでしゃがみ込めない
  • サッカーやバレーボール選手に多い

注)インピンジメント・・・骨同士の衝突や、軟部組織が挟まること

足関節前方インピンジメントの病態

ボールを蹴るようなキック動作によって足首の前側へ直接衝撃が何度も加わったり、足首を曲げた際に骨同士が何度もぶつかったり、捻挫を繰り返して足首前側の軟部組織が引っ張られることで骨にとげが生じます。骨にとげができることで関節の隙間が狭くなり、足首を曲げる動きが硬くなったり、軟部組織が挟まれて痛みがでたり、靭帯の一部がひっかかったりします。悪化していくと軟骨損傷や、何度も衝撃が加わることで微小骨折が生じ、遊離体となり関節に挟まってしまうことがあります。

足関節前方インピンジメントの病態

足関節前方インピンジメントの治療

理学療法士による評価を基に、まずは足首を曲げる際に骨同士がぶつからないように足首の柔軟性の改善と、筋力強化を図ることで足関節を安定させます。その後痛みのある動作などの問題点を解決してスポーツ復帰と再発予防に向けたリハビリを進めていきます。その過程で必要に応じてテーピングやインソール(靴の中敷)を利用します。痛みが強い場合は、医師の判断により、注射や消炎鎮痛剤の服用を行うこともあります。改善されない場合は手術となることもあります。
当院での手術治療は足関節鏡視下手術を日帰りで行い,術後の固定期間はなく,炎症症状次第で徐々に体重を乗せて歩きます。その後は4週間でジョギング開始,6~8週でスポーツ復帰を目安としています。

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