足関節外側靭帯損傷

(あしかんせつがいそくじんたいそんしょう)

足関節外側靭帯損傷の症状

  • 外くるぶしの前側や下側が痛い
  • 外くるぶしの周りが腫れる
  • 足首がずれるような不安を感じる
  • 捻挫を何度も繰り返す
  • サッカーやバレーボール、バスケットボール選手に多い
後方インピンジメン

足関節外側靭帯損傷の病態

階段からの転倒、着地や方向転換時に足の裏が内側を向くように捻ることで、外側の靭帯が伸ばされたり、傷ついたり、重度な場合は断裂します。足関節を補強する靭帯が傷つき強度が低下することで、足関節が不安定になりバランスがとりにくくなります。ときに靭帯損傷と同時に軟骨や筋腱の損傷も伴うことがあります。

後方インピンジメン

足関節外側靭帯損傷の治療

初めての捻挫(足関節外側靭帯損傷)の場合は受傷後早期の装具やギプスによる固定をすることがあります。何度も繰り返しているような捻挫の場合は炎症症状の改善と足首の柔軟性の改善と、足首周囲や足の指の筋力を強化して、バランスエクササイズを行いスポーツ復帰と再発予防に向けて捻挫をしやすい動作の改善などのサポートを致します。その過程で必要に応じてテーピングやインソール(靴の中敷)を利用します。 初期治療が不十分な場合は関節の不安定感が残り、捻挫をしやすくなります。その状態でスポーツを続けていると炎症を繰り返し、軟骨を傷つけてしまいます。何度も腫れる、思い切り競技に臨めない場合は損傷した靭帯を治療するために手術となることもあります。当院での手術治療は足関節鏡視下で靭帯の再建を日帰りで行い、術後3週間はギプス固定下での松葉杖歩行。6週でジョギング開始、3ヵ月でスポーツ復帰が目安となります。

手術治療(鏡視下Brostrom法)について

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