投球障害肩

(とうきゅうしょうがいかた)

投球障害肩の症状

  • 野球やテニス、バドミントン、バレーボールなど投げる動作や打つ動作で痛い
  • 特に投げる際の胸を張る瞬間やボールを離す付近で痛い
  • 休んで痛みがなくなるが、再開するとまた痛む
投球障害肩

投球障害肩の病態

繰り返しの投球動作や肩の使い過ぎなどが原因で、肩に痛みが生じるスポーツ障害を指します。投球動作を例にあげると、投球時は腕を急激に捻じるような現象が出現します。この時に肩関節だけでなく全身が上手く使えていないと肩に大きな負担がかかり、肩を痛めてしまいます。野球における投球動作が代表的ですが、オーバーヘッドスポーツ(バレーボール・テニス・バドミントンなど)でも同様の障害が発生し、これらも含めて投球障害肩といいます。

投球障害肩

投球障害肩の治療

痛みや炎症が強い場合は投球を禁止することがあります。投球障害肩になりやすい原因として、肩関節を含めた全身の柔軟性が低いことがあげられます。リハビリテーションでは、フォーム指導や柔軟性改善を行い、再発防止を含めてスムーズに競技復帰できるように治療します。症状の改善が乏しい場合は、より詳細な検査を行い手術が必要となる場合があります。手術方法によりますが平均4~8カ月でスポーツ復帰となります。

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